2023/09/30 NEWS

10月28日(土)~12月17日(日) 上原木呂展 付喪神と妖怪画展

チラシ_上原木呂_表ol

何だ、この妖怪の群れは!

 

上原木呂はシュルレアリスム作家と呼ばれる。超現実、幻想的、無意識な自動描画などその態様だけを捉えがちであるが、上原木呂の描いている様はまさに筆を持つ手が勝手に動いているように見えるが、描かれた作品には育った環境、自然観、宗教観などの心の奥底のものが表出しているように思える。長大な和紙全面に描き込まれた数えきれない妖怪は一つとして同じではない。

 

チラシ_上原木呂_裏ol

 

付喪神とは九十九神とも書く。長い年月を経た事物には精霊、神が宿るという。地域に残る民具も年を経て精霊や妖怪に変ずるのだ。

その大妖怪絵巻は付喪神が踊っている。加えて画狂北斎、画鬼暁斎ら天才絵師の妖怪画と木版画も展示される。

 

開館時間: 10:30~18:00(最終入館は17:30まで)

休館日:  月曜日(祝日または振替休日が月曜日の場合はその翌日)

観覧料:  一般300円・学生200円・高校生以下無料

 

【同時開催】砂丘館 「上原木呂展」 

10月28日(土)~12月17日(日) 9:00~21:00(12月は~19:00)

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