この夏、NSG美術館は現代アート作家の企画展を3連続で開催致します。

そうです！日本画家の常設展示からガラリと変わるのであります。

 

第1弾は『第７回　竹井友輝　漆マンガ展』です。

竹井友輝氏は１９８４年生まれの３３歳。

新潟市北区在住で２００７年新潟デザイン専門学校コミックアート科を卒業しています。

卒業後は世界一周旅行券で１５か国を巡り、風景を描いては路上で販売し日銭を稼いでいたそうなのです。

その後、ワーキングホリデービザでフランスに渡り、パリでマンガ教室を作り講師になったそうです。

記念すべき第１回のマンガ展はパリで。第２～４回は新潟市内で。

第５回目は全４７都道府県で開催したそうであります。第６回目は山形県で。

そして、、、７回目をNSG美術館で行わせて戴ける運びとなりました。

経歴を聞くだけで、ただ者じゃないぞ！と感じますよね。

行動力が半端ないです(^^;)

 

フランスで過ごしたことにより、他国のマンガに対する価値観に刺激を受けて、展示型のマンガ作品をエアブラシを使って制作するようになったそうで、帰国後は漆を塗料にした作品の制作を行うようになりました。日本の伝統芸能とマンガ作品の融合を目指しているそうです。

どうです？こんな型破りなマンガアーティストさんの作品観てみたくなりましたでしょう？

 

会期：　２０１７年７月７日（金）～８月２日（水）

会場：　NSG美術館　２F　第１展示室

観覧料：一般２００円（学生１００円）

 

会期中の土日には竹井氏によるペイントパフォーマンスも開催予定です。

生で描く様子を観ることが出来ますので、是非お楽しみに。

 

現在、コミュニティルームにて竹井氏の大型作品１点を展示しております。

木のパネルに制作したものなのですが、こりゃまるで屏風ですよね。。。

 

 

題は『二王子ソイヤ』

竹井氏の地元に伝わる獅子舞を題材にしたマンガだそうです。

ソイヤは祭りの掛け声ですね～～

 

ソイヤ、ソイヤ、ソイヤ・・・と迫って来るようです◎

 

是非、お愉しみに！！

 

そしてそして、所蔵作品展示であります粛粲寶の現在の展示は７月２日（日）までとなります。

あとひと月とちょっとですので、観覧予定の方はお急ぎご来館くださいませ。